村上春樹 おすすめ人気5選【短編集編】

 

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村上春樹さんと言えば、小説を読まない方でも誰でも

名前だけは聞いたことがある作家ではないでしょうか。

 

しかし、私は誰一人として読んでいる人に会ったことがない...。

そこで読みやすい短編集のみ5選というザ・ベストにて紹介させて頂きます。

 

村上春樹の魅力

村上春樹作品の魅力は、

主人公にあると考えています。

 

かっこいい主人公とはかけ離れている

主人公のあきらめや絶望

ある種は他力本願な部分のある傍観者として

書かれている主人公こそが

自分と重ねることのできる要因だと考えております。

 

なぜ短編集に絞ったのか

私の周りには村上春樹作品を読んだことのある人が全くいない...。

おすすめしても誰にも読破してもらえない。

それはなぜなのか、、、まず有名作品は長い!!

それに尽きると思います。

 

また

村上春樹作品でよく聞く言葉は、

内容がよくわからない、

何が書かれているのか理解できない

 

そんなことをしばし耳にします。

そこで今回は読みやすい短編集のみに絞ってみました。

村上春樹おすすめ人気5選【短編集編】

全六作品にて構成

 

その中でもぜひ読んで頂きたい作品は、

パン屋再襲撃

象の消滅

ファミリー・アフェア

・ねじまき鳥と火曜日の女たち

 

四話と盛りだくさんの内容ですが、

村上春樹を代表する短編集です。

  • 女のいない男たち

全六作品にて構成

 

是非読んで頂きたい作品は、

・イエスタディ

・独立器官

・シェラザード

 

この作品は懐かしくもあり不思議な感覚を体験できる

自分をどこか違う世界に連れて行ってくれる作品です。

 

全五作品にて構成

 

必ず読んで頂きたい作品は、

・ハナレイ・ベイ

・日々移動する肝臓のかたちをした石

品川猿

 

ハナレイ・ベイは映画化された作品でもありとても有名です。

見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な話です。

 

全七作品にて構成

 

オススメ作品は、

・螢

・納屋を焼く

・めくらやなぎと眠る女

 

ノルウェイの森の原点といわれる

螢を収めた初期短編集。

もう戻っては来ないあの時の、

まなざし、語らい、想い、そして痛み

古き良き時代を感じれる作品です。

 

  • 一人称単数

全八作品にて構成

 

 オススメ作品は、

・石のまくらに

・謝肉祭

品川猿の告白

 

六年ぶりの最新作

過去の総集編と捉えれる作品です。

 

世界は流れていく

物語が光景をとどめる

 

その言葉通りの作品である。

 

 まとめ

短編集のみの5選を紹介させていただきましたが、

どの作品も読みやすく現実とは違う世界に入り込める作品です。

 

読んでいない方は是非短編集から読んで頂きたくご紹介させて頂きました。

村上春樹ワールドにどっぷり浸かってください。

 

僕にとっての現代のノルウェイの森

小説とは何なんだろう。

そんなことを考えさせてくれるのがノルウェイの森だ。

 

ノルウェイの森は何を伝えたかったのだろうか、、、

この作品で何を言いたかったのか

それは生きていく上での苦悩、恋愛、生きる死ぬという死、SEX

そんなことを考えながら生きている。

 

この作品は1987年の作品です。

私が生まれる前の時代、、、

昭和⇒平成⇒令和

世の中がこんなに激変していることを予想できていたでしょうか。

そんなことを予想もさせない純な作品です。

 

親友と親友の彼女そして僕

突然親友が無くなってしまうことから物語が始まる

親友の彼女が施設に入っていることを知る

 

今ではテクノロジーの力でいつでも連絡を取れる

ZOOMで連絡を取ればいつでも顔が見れる

そんなことの無い時代の話だ、、、。

 

私が生まれれてから随分と世の中和変わっている

私は変わらない

しかし周りからはあなたは変わったといわれる

どちらがほんとの自分なのだろうか

そんなことを考えさせられる作品である

 

皆さん、興味が少しでもあればノルウェイの森を読んでみて

感想を聞かせてください。

 

千差万別、人ぞれ違う意見を聞けるとありがたいです。

村上春樹作品はそこが素晴らしい。

 

 

村上春樹 雨やどり

最近ある小説を読んでいて、お金を払って女と性交しないというのは

まっとうな男の条件のひとつであるという文章にであった。

 

こういうのを読むと、なるほどな、と思う。

 

なるほどなと僕が思うのは、必ずしも僕が僕がその説を正しいと思うからではない。

 

我々は多かれ少なかれみんなお金を払って女を買っているのだ

 

昔、ずっと若い頃はもちろんそんな風に考えることはなかった。

 

僕はごく単純にセックスというものは無料だと考えていた。

 

知らない女の子のアパートに泊まり、

朝になってインスタントコーヒーをすすりながら

冷たいパンをわけあうといったような生活で、それでも楽しかった。

 

しかし年をとり、それなりに成熟するに従って、

我々は人生全般に対してもっと別の見方をするようになる。

 

 

その時一緒に飲んでいた女の子は、

何年か前にお金をもらって複数の男と寝たことがあると僕に言った。

 

最初に彼女が寝た相手は中年の医者だった。

あとで分かったことなんだが五十一歳だった。

 

僕はこのあたりに部屋を持っているんだけど、、、。

「私は高いのよ」

 

金額を言ってみなさい

七万円

なぜそんなことを言ったのかはわからないが

咄嗟に言葉が出ていしまった

 

その後、彼女は五人の男と寝た

一度も断られることなく

相手を見れば金額がわかるのよ。

 

そのお金は結局どうしたの

「全部まとめて三年定期にしちゃったの」

 

ねぇ 「もしさ僕がお金を払って君と寝たいと言ったとするね。もしだよ」

君はいくらと言う?

 

二万円、、、僕のポケットには三万八千円入っていた。

 

僕は二万円を払って彼女と寝ることを想像してみた。

彼女と寝ること自体は悪くないがお金を払うというのは

ちょっと妙なものだろうな。

 

その昔セックスは山火事みたいに無料だったことを思い出した。

本当にそれは山火事みたいに無料だった。

 

 

 

 

村上春樹 四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて

四月のある晴れた朝、原宿裏通りで僕は100パーセントの女の子とすれ違う。

 

100パーセントの女の子とすれ違うそんなことがあるのだろうか

 

もし100パーセントの女の子と出会ってもなんて話しかければいいのだろう

 

「あなたは私の100パーセントの女の子です」 こう話しかけてみても

「ごめんなさい あなたは私の100パーセントの男じゃないのよ」

 

そういわれることも十分考えられる

僕はそのショックから二度と立ち直れないかもしれない

 

結局のところ年をとるというのはそうゆうことなのだ。

 

もちろん今では、その時彼女に向かってなんて話しかけるべきであったのか、

僕にはちゃんとわかっている

 

その科白は「昔々で始まり」、「悲しい話だと思いませんかで終わる。」

 

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少年は18歳で、少女は16歳だった。

二人はいつか100パーセントの少年と少女がいるに違いないと固く信じている。

奇跡はちゃんと起こったのだ。

 

君は100パーセントの少年と少女だとお互いが確信する。

 

しかし二人にはほんのわずかな、、、ほんのわずかな疑念が横切る

 

ねえ、もう一度だけ試してみよう僕らが本当に100パーセントの恋人同士なら

いつか必ずどこかでまためぐり会えるに違いない。

 

ええ、わかったわ

そこで再び二人は別れる

75パーセント・85パーセントの恋愛を繰り返しながら、、、

 

少年は三十二歳・少女は三十歳 

時は驚くべき速度で過ぎ去っていった

 

あの時の僕らは間違いなく100パーセントの男の子と女の子だった

 

いまは十四年前ほど澄んではいない。

二人はそのまま言葉もなくすれ違い、そのまま人混みの中へと消えてしまう。

 

永遠に。悲しい話だと思いませんか。

 

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三十二歳の僕はそんな風に会話を切り出してみるべきだった。

村上春樹 短編集 『午後の最後の芝生』

夏を感じさせる作品ですが、

夏が終わり秋に読んでも哀愁を感じられます。

 

物語は、主人公の「僕」の夏休みのバイトの話です。

「記憶というのは小説に似ている、あるいは小説というのは記憶に似ている」

同い年の女の子と付き合っていたが

ある日に突然、相手に新しいボーイフレンドができたとのことだった。

缶ビールをのみ、タバコを吸いバイトに出勤すると

別れてから周りからは「最近ずいぶん明るくなったね」と言われるようになった。

 

芝刈りのバイトで稼いだお金の使い道がないことに気づき

バイトをやめることを決意した。

同い年の女の子と別れたからだ。

 

だが僕の丁寧な仕事ぶりに社長はやめることに残念がっていたが

梅雨時期もありあと1週間だけバイトを続けることになった。

 

三日晴れが続き一日雨が降り、三日晴れが続きと繰り返し

一週間が過ぎ、最後の日が来た。

 

相変わらず丁寧に芝刈りに依頼人は、

「死んだ亭主が芝刈りにはうるさくてね。あんたの刈り方に似てるよ」

依頼人は感心しサンドウィッチをご馳走になりながら家の中を案内された。

 

案内されたのはさっぱりとした女の子の部屋でした

ただ

机の上に指を走らせてみると、指にはほこりで白くなった。

一か月分のほこりだ。カレンダーも六月のものだった。

 

僕は一か月も使われていない女の子の部屋で

どんな女の子か当てるように言われます。

僕は別れた女の子の顔が浮かびながら質問に答える。

 

そこには死の匂いが漂っている

同い年の女の子は生きているのだろうか

 

「あなたは私にいろんなものを求めているでしょうけど

私は自分が何かを求められているとはどうしても思えないのです」

 

僕の求めているのはきちんと芝生を刈ることでだけなんだ。

 

「あなたのことは今でもとても好きです」

「優しくてとても立派な人だと思っています。

でもある時、それだけじゃ足りないんじゃないかという気がしたんです。

どうしてそんな風に思ったのかは私にもわかりません。

十九というのは、とても嫌な年齢です。

あと何年かたったらもっとうまく説明できるかもしれない。

でも何年かたったあとでは、たぶん説明する必要もなくなってしまうんでしょうね。」

村上春樹 パン屋再襲撃とは

パン屋再襲撃

村上春樹の短編小説の代表作ですが、

読めば読むほど味のある作品です。

 

我々は実際には何ひとつとして選択していないのだ

そうせざるを得ない何かの衝動に駆られているだけだ

 

ある夜に急な空腹に襲われ

妻にパン屋襲撃の話をしてしまったことにより

再襲撃は始まった。

 

夜中にパン屋を探し回るがパン屋なんてどこにもない

しかし妻はここよと車を止めた。

 

僕が「パン屋なんてどこにあるのか」と尋ねると

妻は「ここよ」と マクドナルドを指している

 

世の中には妥協が必要なの」と妻が答える

私は散弾銃を受け取り店内に入る。

 

店長は「お金なら渡します」というが妻は全く聞く耳を持たず

シャッターを閉め看板の明かりを消すことを求めます。

 

その後 ビックマックを30個テイクアウトで」と要望を唱える

 

お店の女の子は 「どうしてそんなことをしなくちゃいけないのですか」

「お金を持って逃げて好きなものを買えばいいのに」

全くその通りだ

 

お金がないわけではない

その証拠にラージカップのコーラはお代をちゃんと払っている

妻は「パン以外はなにも取る気はないの」と呟く

 

30分ばかり車を走らせ

僕は6個・妻は4個のビックマックを貪る

まだ20個のビックマック

 

僕は尋ねる 「こんなことをほんとにする必要があったのだろうか」

妻は答える 「もちろんよ」

 

僕と妻は何か過去のトラウマやそうしなくてはいけない何かに突き動かされたのか

パン屋を襲うでの不完全燃焼・何かを損なってしまったのか

読む人による考察が村上春樹作品の醍醐味である

株初心者が考える株の基本➀

個別銘柄選定方法

市場=今後伸びる市場なのか

行動=市場獲得のためにどんな行動をしているか

数字=その行動を数値化した時に伸びしろがあるのか

 

自分なりの仮説で検証

長期的に上がるという株であれば、

中長期でも上がる可能性が高いという小さい指標ができる

 

利益の指数

EPS=1株当たりの純利益

発行株数÷純利益

PER=株価収益率

EPSに対して期待値

今後何年かかけて成長する可能性

 

株価÷EPS=PER

例)2000円 一株当たり純利益200円=10倍

PERが低い会社は期待が低い会社か収益率が高くなった会社

PERが高い会社は期待が高い会社か収益率が悪くなった会社

のどちらか見極める!

会社が生み出す利益に対して、

今の株価は買い時なのかを考察する

 

BPS=1株当たりの純資産

 

資産の指数

PBR=資産対株価の正当性指標

ROE自己資本利益率

会社が持っている資産に対して

今の株価が買い時なのかどうのか。

資産に対して買い時なのか。

 

株式投資の基本的思考

会社が100万億円儲かった⇒1株当たりいくら儲かったという思考

※単純に発行株式数が100枚であれば1億円儲かる

(儲かった額を発行株式数で割る)

株式投資に対する正しい知識を身に着けていきたいです。